カモノハシに支配されてる by.ドゥーフェンシュマーツ博士
『パパ?』
『おっやあヴァネッサ』
『パパったら何のまね?』
D:実は私にも よく分からない
でも、ゴミの山に落ちたら
手にのりがついて レコードくっついた
(え〜?)
指くっついた
動くのやだけど 自分じゃやめられない
(やめるな)
カモノハシに支配されてるのだ
(え〜?)
D:最初から簡単に説明しよう
おかしなことの連続だった
(不思議な状況)
ゴミの山に落ちたら 手にのりがついて
レコードくっついた 動き止められない
(止めるな、止めるな)
止めたくても カモノハシが支配してる
テーブルの下で
(カモノハシが支配 ーえ〜?)
『分かったぞ、カモノハシは俺たちを抑え込むものの象徴なんだ』
企業はカモノハシ、政府はカモノハシ
先生はカモノハシ
「俺の先生はパンダ」
社会はカモノハシ、親はカモノハシ
メデイアはカモノハシ
そうさ俺たちはカモノハシに支配されてるんだ
D:私だけ?
(カモノハシに支配されてるんだ)
動き止めたいのは私だけ?
(みんなカモノハシに支配されてるんだ)
でもテーブルの下で
カモノハシが私を支配してて無理…
何?いなくなってる?
おーい
D:カモノハシに支配されてない
カモノハシに支配されてない